ミャオ族の服飾文化_10.麻山支系
この支系は自称を〔〕といい、「白苗」の意味である。現地では「白族」(※[資料1]参照)「紅族」(※[資料2]参照)の区別があり、言語は川黔方言麻山次方言南部土語に属している。望謨県麻山・楽旺・桑郎、安龍県洒雨・木、羅甸県逢亭・納平・床井・羅悃・羅蘇に分布している。「白族」・「紅族」ともに清代に遵義地区の桐梓県から移住したと伝えている。写真の「白族」は安龍県木鎮新加村で、20年程前から麻布のスカ―トにロウケツ染めを施すようになったが、現在でも葬礼などには必ず白い麻布のスカ―トをまとう。「紅族」の写真は望謨県麻山郷のもので、赤い麻布のスカ―トをはき、頭に河貝の装飾品をつけている。

白族

紅族
『ミャオ族の服飾文化』支系別紹介ページ
01.久仰支系 02.六合支系 03.大塘支系 04.舟渓支系
05.打漁支系 06.加鳩支系 07.加勉支系 08.丹都支系
09.南丹中堡支系 10.麻山支系 11.蒙洒支系 12.洒雨支系
13.白苗支系(邱北) 14.花苗支系(邱北) 15.重安江支系 16.平永支系
17.山崗支系 18.高丘支系 19.烏当支系 20.威寧支系
21.六冲河支系 22.阿弓支系 23.開遠支系 24.金平支系
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注)一部中国語表記の為、文字を画像として表示してありますので読み難くなっておりますが御了承下さい。