ドルジェ(金剛杵)は仏教の儀式で常にティルブ(金剛鈴)とともに使用される。ドルジェは儀式を行なう僧侶の右手にあり方便を、ティルブは左手にあり智慧を象徴している。
仏陀や護法神に妙音を奉納するときに用いるチューダル(チュー用太鼓)。右手の親指と人差し指で太鼓の胴をはさみ、ゆっくり振る。太鼓に紐で結びつけられたボールが、太鼓の皮に触れて音を出す。太鼓についている布切れは飾りで、ダルチャンという。香木のセンダンで作るのが一般的であるが、子供の頭蓋骨を二つ重ねて使用するものもある。皮は豚皮が多い。ティンシャー(小銅 )も仏陀や護法神に妙音を奉納するときに打ち合わせて鳴らす。また餓鬼やさまよえる死者の霊に供物を与える時に、招集合図に鳴らす。
ドルジェ・プルブ(チベット土刀・金剛 )は密教行者の道具。諸神がもつ武器。
カンリン(人骨の笛)は、密教行者が墓地や水辺でこの世にさまよう鬼神に食べ物を施す「チュー」という儀式をするとき、鬼神たちを呼び寄せるために鳴らす笛。処女のまま死んだ女性の大腿骨で作るのが良いという。
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