峠や巡礼路などにある石積みの塚。「ラプツェ」ともいう。石や岩に「オンマニペメフム」などの真言(マントラ)や神仏の姿、経文を彫ったり彩色したものを「マニ石」という。有名な「オンマニペメフム」とは、尊格ごとに決まっている祈りのフレーズで、観音菩薩の真言で、「おお宝珠と蓮華に幸あれ」という意味である。ターラ菩薩の真言は「オムタレ・トゥタレ・トゥレ・スヴァハ」という。日本語の「南無阿弥陀仏」のように何かと唱えられる。
マニ車(マニコル)は、寺院などの入り口に設けられた円筒型のもので、内部に経文が納められていて、1回まわすと経文を1回読んだことになる。巡礼者は、携帯用のマニ車を回しながら、「オンマニペメフム」と唱える。
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