民家の屋上や庭、遊牧民のテント、あるいは峠や聖山・聖湖などにはためく白または五色の旗。旗には経文が印刷されており、旗がはためくたびに風が仏法を世界中に広めてくれると考えられている。五色は、物質の五元素(地水火風空)を意味し、地=黄、水=青、火=赤、風=緑、空=白 を表わしている。
タルチョには、よく馬の絵が印刷されているが、これを「ルンタ」といい「風の馬」の意味。タルチョが風にはためくと馬が天を駆けて仏法を広めてくれると信じられている。正方形の薄っぺらな紙が束になったものが売られていて、峠越えの時に「ラーギャロー」(神に勝利あれ)のかけ声をかけてばらまいたりする。
カム(東チベット)やシッキム(インド)では白一色の縦長の幟をタルチョの代わりに使用し、「タルシン」と呼んでいる。
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