2004年度大学院授業シラバス

Last Updated: 2004-01-29
千葉のトップページに戻る
外国語学部の授業シラバスを開く

言語情報処理原論 (前期開講)
言語教育研究科 日本語教育学専攻 博士課程(前期) 基礎科目

  • 概要: エディタ,ワードプロセッサ,プレゼンテーションソフト,表計算ソフトの利用方法を中心に,パソコンの基礎的な使い方を学習する。

    デジタルデータの特性と性質,データの保存と管理,ネットワークの活用方法と利用上の注意,テキストデータ取り扱いの基礎知識など,研究活動をすすめるうえで不可欠な情報処理の基礎知識を総合的に習得するとともに,資料の収集,データの作成,分析,発表,論文執筆や成果公開といった,研究教育のさまざまな過程にパソコンを積極的に活用する方法を身につけることをめざす。主な内容は以下のとおり:

    1. 文字入力と文書作成
    2. ネットワークとオンラインデータベースの利用
    3. テキストデータとマルチメディアデータ
    4. DTPr (Desk Top Presentation) の基本
    5. 表計算ソフト利用の基本
    6. 成果の公開:HTML文書とPDF文書の作成
  • 評価方法: 出席,課題,レポートで総合的に評価する。

  • 学生に求める条件: 第1回授業に必ず参加すること。パソコン利用の基礎の習得から始める。パソコンの利用経験や特定の知識は前提としないが,講義で得た知識をよく復習し,自身の研究に積極的に活用するよう心がけてほしい。学期終了時には,自分の研究の目的と方法をまとめた研究計画を提出してもらう予定である。

    ワードプロセッサ(Word)や表計算(Excel)の利用方法を基礎から学びたいものはこの授業を選ぶことをすすめる(言語情報処理研究Aでは,これらについてはある程度の知識があることを前提に,より実践的な利用方法を中心に学ぶ)。

  • 履修者数の制限の有無: なし

  • 教科書: 以下の教科書(手ごろな価格なので全員購入すること)を利用するほか,プリントその他を配布する。

    • 日本エディタースクール編『原稿編集のためのパソコン操作の基礎知識』日本エディタースクール出版部. 2003年.

  • 参考文献: パソコンを活用した研究の進め方について,多少古いが以下の書籍が参考になる。早い段階で読んでおくことをすすめる。

    • 中尾浩著『文科系のパソコン技術』中公新書. 1996年
    • 上田博人著『パソコンによる外国語研究への招待』くろしお出版. 1998年

    その他,より新しいものや受講者のテーマに関連したものは授業で随時指示する。ソフトウエアの具体的な利用方法については,教科書以外特に指定しないので,各自必要に応じ参考書を入手し学習すること。

言語情報処理研究A (前期開講)
言語教育研究科 日本語教育学専攻 博士課程(前期) 情報処理科目

  • 概要: 語学,文学,社会科学その他の研究・教育にパソコンをどのように役立てることができるかを実践的に考察する。パソコンは,データの収集,蓄積,加工,分析において無類の力を発揮する。本講義では,エディタ,ワードプロセッサ,表計算,DTPr (Desk Top Presentation) 等の基本ソフトに加え,多様なツールを利用しながら,デジタルデータを効率よく利用する「勘どころ」をつかんでもらうことに重点をおく。

    短期間の講義で広い領域を扱うので,受講者には,授業内容を自身の研究にどのように応用できるかを常に考え,必要な知識は自分でより深く学んでほしい。主な内容は以下のとおり:

    1. テキストエディタの利用
    2. 文字エンコード方式の理解とUnicodeの利用
    3. 正規表現を用いた検索・置換
    4. 表計算ソフトを用いたデータ分析
    5. DTPrの基本
    6. テキストの高度な処理:コマンドラインツールとPerlスクリプト
    7. 成果の公開
  • 評価方法: 出席,発表,レポートで総合的に評価する。

  • 学生に求める条件: 第1回授業に必ず参加すること。パソコンの操作経験があることを前提に授業をすすめるので,日本語入力とワードプロセッサ(Word)の基本操作にあえて時間を割くことはしない。必要な知識は常に自分で補うこと。

    学期末に自分の研究計画にあわせたデータの収集・分析方法についてDTPrを用いて発表してもらう予定である。

  • 履修者数の制限の有無: なし

  • 教科書: プリントその他を配布する。以下の書籍は(多少古いが)研究の進め方の参考になるのでできるだけ読んでおくことをすすめる。

    • 中尾浩著『文科系のパソコン技術』中公新書. 1996年

  • 参考文献:

    • 清水哲郎著『図解で分かる文字コードのすべて』日本実業出版社. 2001年
    • 中島靖著『Perl使いへの旅立ち:日本語TEXT加工入門ハンドブック改訂新版』情報管理. 1998年

    その他,より新しいものや受講者のテーマに関連したものは授業で随時指示する。ソフトウエアの具体的な利用方法については特に指定しないので,各自参考書を入手し積極的に学習すること。

コーパス言語学 (後期開講)
言語教育研究科 日本語教育学専攻 博士課程(前期) 情報処理科目

  • 概要: コーパスとはデジタル化されたテキストであり,コンピュータの処理能力の向上と自然言語処理への関心の高まりとともに,近年数百メガバイトを超える巨大なコーパスが相次いで登場している。言語研究においても,コーパスは用例の宝庫であり,言語使用の実態を明らかにし,言語の記述を精密化するうえで強力な一次資料となる。

    本講義では,コーパスサーバとしての Unix の基本機能とツールに親しみながら,コーパスデータを用いた言語研究の方法を実践的に学ぶ。主な内容は以下のとおり:

    1. Unixとネットワークサービス利用の基礎
    2. コーパスからの用例検索
    3. コーパスから得た用例の加工と整形
    4. データの言語学的な分析
    5. 統計処理とその解釈

    講義はUnixを利用した実習と,実習結果の検討を交互におこなう。後者では担当者に実習結果を分析してもらい,その内容に基づきディスカッションをおこなう。

  • 評価方法: 出席および発表による

  • 学生に求める条件: コーパスサーバーのアカウント作成をおこなうので,第1回授業に必ず参加すること。

    Unix (Linux) の利用経験は問わないが,テキストデータの取り扱いや正規表現の基礎知識があることが望ましい。昨年度の言語情報処理研究Iないし文明文化情報処理研究Iを履修していないものは,今年度前期に開講される(言語)情報処理研究Aをできるだけ履修すること。また,講義初期においてUnixの基本的な操作およびtelnet, ftpなどのネットワークサービスの利用方法を集中的に学ぶので,充分な復習をおこなって確実に理解するよう努めること。

  • 履修者数の制限の有無: 10人程度とする。

  • 教科書: プリントその他を配布する。コーパスを利用した具体的な研究成果として関連論文を随時指示する。

  • 参考文献:

    • アスキー書籍編集部編『人に聞けないLinuxの使い方:基本コマンド編』アスキー出版局. 1999年
    • 齊藤俊雄ほか編『英語コーパス言語学:基礎と実践』研究社. 1998年
    • Jerry Peekほか著『入門Unixオペレーティングシステム第5版』オライリー・ジャパン. 2002年
    • (洋書) Susan Hunston著 Corpora in Applied Linguistics. Cambridge University Press. 2002年

情報処理原論 (前期開講)
言語教育研究科 比較文明文化専攻 博士課程(前期) 基礎科目

  • 概要: エディタ,ワードプロセッサ,プレゼンテーションソフト,表計算ソフトの利用方法を中心に,パソコンの基礎的な使い方を学習する。

    デジタルデータの特性と性質,データの保存と管理,ネットワークの活用方法と利用上の注意,テキストデータ取り扱いの基礎知識など,研究活動をすすめるうえで不可欠な情報処理の基礎知識を総合的に習得するとともに,資料の収集,データの作成,分析,発表,論文執筆や成果公開といった,研究教育のさまざまな過程にパソコンを積極的に活用する方法を身につけることをめざす。主な内容は以下のとおり:

    1. 文字入力と文書作成
    2. ネットワークとオンラインデータベースの利用
    3. テキストデータとマルチメディアデータ
    4. DTPr (Desk Top Presentation) の基本
    5. 表計算ソフト利用の基本
    6. 成果の公開:HTML文書とPDF文書の作成
  • 評価方法: 出席,課題,レポートで総合的に評価する。

  • 学生に求める条件: 第1回授業に必ず参加すること。パソコン利用の基礎の習得から始める。パソコンの利用経験や特定の知識は前提としないが,講義で得た知識をよく復習し,自身の研究に積極的に活用するよう心がけてほしい。学期終了時には,自分の研究の目的と方法をまとめた研究計画を提出してもらう予定である。

    ワードプロセッサ(Word)や表計算(Excel)の利用方法を基礎から学びたいものはこの授業を選ぶことをすすめる(情報処理研究Aでは,これらについてはある程度の知識があることを前提に,より実践的な利用方法を中心に学ぶ)。

  • 履修者数の制限の有無: なし

  • 教科書: 以下の教科書(手ごろな価格なので全員購入すること)を利用するほか,プリントその他を配布する。

    • 日本エディタースクール編『原稿編集のためのパソコン操作の基礎知識』日本エディタースクール出版部. 2003年.
  • 参考文献: パソコンを活用した研究の進め方について,多少古いが以下の書籍が参考になる。早い段階で読んでおくことをすすめる。

    • 中尾浩著『文科系のパソコン技術』中公新書. 1996年
    • 上田博人著『パソコンによる外国語研究への招待』くろしお出版. 1998年

    その他,より新しいものや受講者のテーマに関連したものは授業で随時指示する。ソフトウエアの具体的な利用方法については,教科書以外特に指定しないので,各自必要に応じ参考書を入手し学習すること。

情報処理研究A (前期開講)
言語教育研究科 比較文明文化専攻 博士課程(前期) 情報処理科目

  • 概要: 語学,文学,社会科学その他の研究・教育にパソコンをどのように役立てることができるかを実践的に考察する。パソコンは,データの収集,蓄積,加工,分析において無類の力を発揮する。本講義では,エディタ,ワードプロセッサ,表計算,DTPr (Desk Top Presentation) 等の基本ソフトに加え,多様なツールを利用しながら,デジタルデータを効率よく利用する「勘どころ」をつかんでもらうことに重点をおく。

    短期間の講義で広い領域を扱うので,受講者には,授業内容を自身の研究にどのように応用できるかを常に考え,必要な知識は自分でより深く学んでほしい。主な内容は以下のとおり:

    1. テキストエディタの利用
    2. 文字エンコード方式の理解とUnicodeの利用
    3. 正規表現を用いた検索・置換
    4. 表計算ソフトを用いたデータ分析
    5. DTPrの基本
    6. テキストの高度な処理:コマンドラインツールとPerlスクリプト
    7. 成果の公開
  • 評価方法: 出席,発表,レポートで総合的に評価する。

  • 学生に求める条件: 第1回授業に必ず参加すること。パソコンの操作経験があることを前提に授業をすすめるので,日本語入力とワードプロセッサ(Word)の基本操作にあえて時間を割くことはしない。必要な知識は常に自分で補うこと。

    学期末に自分の研究計画にあわせたデータの収集・分析方法についてDTPrを用いて発表してもらう予定である。

  • 履修者数の制限の有無: なし

  • 教科書: プリントその他を配布する。以下の書籍は(多少古いが)研究の進め方の参考になるのでできるだけ読んでおくことをすすめる。

    • 中尾浩著『文科系のパソコン技術』中公新書. 1996年
  • 参考文献:

    • 清水哲郎著『図解で分かる文字コードのすべて』日本実業出版社. 2001年
    • 中島靖著『Perl使いへの旅立ち:日本語TEXT加工入門ハンドブック改訂新版』情報管理. 1998年

    その他,より新しいものや受講者のテーマに関連したものは授業で随時指示する。ソフトウエアの具体的な利用方法については特に指定しないので,各自参考書を入手し積極的に学習すること。

お問い合わせは schiba(at)reitaku-u.ac.jp までどうぞ [もっと詳しく]

First Created: 2004-01-29;
Last Updated: 2004-01-29;
2004 © CHIBA Shoju;
e-mail: schiba(at)reitaku-u.ac.jp