チベット仏教美術
待望の「青海チベット鉄道」が2006年7月にラサまで開通し、これまで秘境として取り扱われることが多かった「チベット文化」が多少身近に感じられるようになった。数年前から「雲南のチベット系民族」の調査をはじめた者としては、当然のことながら、ぜひとも「茶馬古道」の先のチベット・インドを視野に入れておくべきだと思うようになる。そこで、思い切って2005年末にはインドのコルカタダージリンガントクを、2006年末には成都から飛行機でツェダンギャンツェシガツェラサを巡る観光旅行に加わり、いわゆるチベットに足を踏み入れることになった。インドではヒマラヤ山系の雪山と、チベットではヤムドク湖の碧さと風の冷たさと、心臓への圧迫感が忘れられない想い出として記憶に残った。
また記憶の新鮮なうちに、彼の地で収集したチベットグッズを整理し、多少の解説をつけておくことが急務となった。急ごしらえで、多少の間違えもあるかと思うが、一応の解説らしきものを試みたのが、下記に記したものである。従来の研究では、チベットをネパール・インドからの資料で考えることが多かったのを、中国側からの資料を多用したことが本HPの特徴である。皆様からのご指導・ご叱責をいただきたい。

上記リンク部分をクリックすると新しいウィンドウが開いて画像が出てきます。
ウインドウが隠れてしまった場合は、「チベット仏教美術」と書かれたウィンドウを選んで手前に出して下さい。
 

-MENU-
1. チベット仏教の吉祥文様
2. 十相自在図
3. タンカ
4. タルチョ
5. マニ・ドプン
6. チョルテン(仏塔、ストゥーパ、卒塔婆)
7. ガウー(護身符)
8. 法器
参考文献
日本語文献
中国語文献


トップページへ戻る
Kanamaru_Seminar