8.皮革製のもの
牛革などの皮革を用いたものは、中国北部・西部(東北・西北・内蒙古)を中心に見られる。移動性の高い狩猟・遊牧生活を反映している。



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1.鏨銅吉祥文字 火鎌(フオ リエン) 画像へ→
火鎌とは、火を起こす道具である。チベット・蒙古等の西部山区では、よく見られるものである。牛革に鋼(はがね)を挟み、その中に小さな火打ち石と灯心草を入れて持ち歩く。牛革の上に銅製の吉祥文字の飾りをつけていることが多い。
2.火薬盒 (フオヤオフー)  画像へ→
牛革に漆をかけて固めた火薬入れ。火薬・常備薬などを入れて持ち歩いた。菱の実を(菱角)かたどったものもある。 




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