茶馬古道(雲南編)
雲南、四川、チベットの間をつなぐ古代の貿易ルート。四川や雲南の茶葉とチベットの馬、薬材を取引し、馬を使って運送したことから「茶馬古道」と呼ばれる。ブータン、ネパール、インドなどに続き、遠く西アジアや西アフリカの紅海岸にまで至ったという。
「茶馬古道」は唐代にその原形が生じ、明清の時代に急速に発展した。普(プーアル)を中心として四方八方に、合わせて5本の街道ができた。なかでも普から昆明に至る街道は「官馬大道」と呼ばれ、最もよく保存されている。

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2005年3月より、雲南民族博物館(謝 沫華館長)との共同調査により、麗江から迪慶チベット族自治州にかけての雲南西北部の民族調査を生業形態を中心に開始した。
この地域は、玉龍雪山(海抜5596メートル)([資料1]click here!)哈巴雪山(海抜5396メートル)([資料2]click here!)、梅里雪山(海抜6740メートル)をはじめとする横断山脈が横たわり、長江上流の金沙江([資料3]click here!)、サルウィン川上流の怒江、メコン川上流の瀾滄江が併流する「三江併流」地帯の複雑な自然環境の中で、ペー族、ナシ族、モソ人、プミ族、リス族、イ族、チベット族などの民族が海抜高度による住み分けが見られる。



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